穴の空いてしまった虫歯は感染歯質のみを削除し、健全歯質をできる限り保存する治療をします。
また穴が完全に空いていない虫歯に対しては、削らずに口腔衛生指導やフッ化物の使用などによる再石灰化療法を行います。
歯の寿命を縮めないよう、できる限り削らない治療をしていきます。
C0:まだ穴の空いていない初期虫歯
歯面清掃・口腔衛生指導・フッ化物の塗布などを行い、経過観察を行います。
C1:エナメル質に限局した虫歯
C2:象牙質に限局した虫歯
虫歯を切削・除去した後、プラスチックや金属、セラミックで修復します。*虫歯の範囲や大きさ、使用する材質によっては自費診療になります。

C3:神経に達する虫歯
虫歯を切削・除去した後、神経をとる治療が必要になります。炎症が完全に消失してから修復していきますので、治療期間が長くなります。*虫歯の範囲や大きさ、使用する材質によっては自費診療になります。

C3:歯根に達する虫歯
基本的には抜歯になります。ブリッジや義歯、インプラントによる補綴治療が必要になります。*根の状態によっては保存可能な場合もありますが、外科的な処置が必要になり、保存するには自費診療になります。
